マイノリティ・センス

自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)

スイレン

「流れ」をつかめず、体が「止まる」

呼吸、運動、瞑想は、私に最も足りないと感じていながら、苦手な行為です。

 
○呼吸
昔、カウンセラーなどに何度もすすめられました。
が、息を吸ったり吐いたりしている間に、いつの間にか「止まって」(忘れて?)しまい、もとの浅い呼吸に戻ってしまいます。
よく深呼吸せよと言われますが、こんな簡単なことが、うまくいきません。
続かないという感じでしょうか。
呼吸は、私にとって「難しい」。
 
○運動
扉を開ける動作など、ごく簡単なものさえ、あれ、どうやるんだっけ・・・」と忘れてしまうことがあります。
そんなとき、ゲームの主人公が扉を開ける映像を思い出し、その真似をするように、体に命令を出して動きます。
ゲームのキャラクターの動きと、その扉が開くギィーッという音を、脳の中で再生し、そっくり同じように再現します。
 
○瞑想
いずれは自分に必要になるだろうな、と思う訓練の一つですが、「瞑想の想像」をすると、やはり「止まって」しまい、うまくいく気がしないので、億劫で、いつまでも手をつけていません。
 
このように、私は、「流れ」というものになかなか乗ることができません。
「止まって」しまうことが、多いのです。
これは、日常生活でもよくあることです。
部屋の隅で、ふと「止まる」。
話しているときに、ふと「止まる」。
文字通り、身体・心の流れが「止まって」しまうのです。
 
追記:スターありがとうございます!