マイノリティ・センス

自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)

スイレン

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

過酷だった以前の職場(7) 人間の可能性

現在、雇用する側ばかりでなく、障害者職業センター等の支援機関に話を聞くことが多いが、多くの関係者が私を「枠にはめて安定させる」ことばかり考えているのではないか、と思う。 「フォローは手間だ。面倒だ。必要性を感じない。」 それは、雇用する側の…

過酷だった以前の職場(6) 比類なき才能の持ち主

私の困難を理解し、導いてくれた、一人の優れた先輩(メンター)がいた。 その人は私に、この「サバイバル環境」において、持っている能力を発揮し、「障害」が原因で制限されている能力を、飛躍的に伸ばす術を教えてくれた。 その人は、交流分析をしている…

過酷だった以前の職場(5) 実験室のマウス

そこは、逃げられない実験室だった。 実験用のマウスが電極パッドをつけられて、ゲージに閉じこめられている。そんなイメージだった。 または、鎖に繋がれた電気椅子の上。前触れもなく流れてくる、激しい電流。何度も何度も流れてくる。 けれども、ここから…

ハッキリとした、見てわかるサインがほしい

職業安定所の担当職員と、障害者職業センターのカウンセラーと、これからの進路について「ケース会議」を行いました。 そこで、思ったことがありました。 訓練によって、空気を読むことや状況を判断することは、ある程度できるようになったと思うのですが、…

過酷だった以前の職場(3) 転覆寸前の船

何度も訪れるパニック発作と過呼吸。 あるときは泣き、頭を打ちつけ、救護室に運ばれた。 派手な不適応だった。サバイバルだった。 まわりの人に申し訳ないことをしたし、同時に、自分も不憫だった。 思い出すのがつらく、今も深い悲しみが溢れてくる。 辞め…