マイノリティ・センス

自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)

スイレン

常に一対一の関係に持ち込む人間関係の距離

初対面の人にイキナリ突っ込んだ話をしたりして、人との距離の取り方がヘン。

押しすぎるし、退きすぎる。空気や様子が読めていない。
人が行かない場所に神出鬼没したりして、妙に目立つ(隠しているつもりなのに)。
・・・という指摘を受け、過去、言われたことを思い出した。
 
飲み会などにおける私の様子を観察したある人によれば・・・。
私は多人数で騒ぐことはせず、必ず一対一で話している、という。
飲み会の前に「Aさん、Bさんと話をしたいと思います。」と宣言し、その人をつかまえ、一対一で語り合い、会が終わったあと、「Aさん、Bさんと話ができて、有意義でした。」と報告するという。
まったく自覚はなかったが、そういう習性があるようだ。
 
多くの人は、慣れている人と一対一で話すのはOKだが、慣れていない人は苦手で、様子を伺う人もいるという。
だが私は、慣れていようがいまいが、知らない人にイキナリ積極的に近づいていき、一対一の関係に持ち込むのだという。
平等に、どこにでも飛び込んでいくのだという。
 
私は「みんなでワイワイ」「4~5人以上の集団」「あたりさわりのない話」「初めての人」が苦手で、恐怖まで感じてしまうので、そうした行動は、恐怖の裏返しであり、自分の得意なフィールド(一対一)で、初めての状況や人をできるだけなくそうとする行為なのだが、ハタから見ていると、異様に思われるようだ。