マイノリティ・センス

自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)

スイレン

相手を知りたいときは自分の話をするって!?

ハローワークの職員(女性)と雑談していたとき、驚くべきことを聞いた。

一般的には、「相手のことを知りたいときは、自分の話をする」というのだ。
「えぇ!? なんでそうなるんですか? 私には、ただ自慢話をしているようにしか見えないか、"この人、自分の話をしてるわ" という事実しか受け取りませんけど」
ハローワークの人いわく、自分の話をしているうちに、相手がそうそう、私もね・・・と相槌をうってきて、共感が共感を呼んで、そこからコミュニケーションが始まるのだという。
 
(;゚Д゚) …そうだったの!?
 
相手が共感することを、前提にしているのだ。
「でもアスペルガーの人には、それは通じないと思いますよ・・・。」
だって共感が難しいから。
共感が前提のコミュニケーションなんてハードルが高い。
私は、事実を重視してしまう。
相手のことが知りたければ、単刀直入に質問する。
 
でも、一般的には、特に女性の雑談はそういうふうに進行するのかと知り、興味深かった。