マイノリティ・センス

自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)

スイレン

辛さをわかってくれる相談員がよい。

障害者職業センターの相談員が変わった。

数回相談を受けたが、以下の点で、大きな不安を感じている。
うまくいくかどうかわからないが、相談員を変えてもらいたいと交渉するつもりだ。
 
①事務的で、旧態依然とした感じがすること
②フィードバックや共感が少ないこと
③「雇用主から見た厳しい現実」を語るが、当事者に寄り添っている感じがしないこと
 
③の「厳しい現実」について。
単純労働しかないと言われ、落ち込んだ。
相談員の見てきたケースや経験の積み重ねによる指摘であり、その通りなのだろう。
しかし、症状があぶくのように湧き出る中で働かなければならない状況で、ただ現実を冷淡に強調されるだけでは、不安に押し潰されてしまう。
相談することによって、過酷な現実を知らされて絶望するのではなくて、簡単に現状は変えられないかもしれないけど、「それなら次はこうしていきましょう」「とりあえずこう対処しましょう」という見通しや、小さな心のよりどころがほしい。
 
以前の相談員がして下さったような、
 
①厳しい状況でも、新しい視点や工夫を一緒に模索してくれる
②広汎性発達障害の特質にかかわってくる自分の些細な問題をフィードバックしてくれ、「これはこういうことじゃないのか、こういう図式ではないのか」というふうに、自己分析・自己理解を助けてくれる
③職場で悩んでいることや困っていること、とりわけつらい気持ちを、同じ目線で理解してくれ、  そのことによって安心できて、次に向かうモチベーションになる
 
――ような相談を求めている。