マイノリティ・センス

自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)

スイレン

『障害受容再考』を読んで

障害受容再考―「障害受容」から「障害との自由」へ 障害受容再考―「障害受容」から「障害との自由」へ
(2009/06/24)
田島 明子

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図書館で借りたが、買う価値のある一冊だと思った。
「障害」のある人は、一読をお勧めする。
 
著者の文章は、鋭すぎてラクラする。
ラクラしながら読み、読んだあとは、ぐったりした。
リハビリテーションの本を初めて読んだけど、いきなりすごい本に出会った。
 
「障害」の意味は広い。
単に、「できないこと」「不便」「さまたげ」というだけではない。
この本を読んで、「障害受容せよ」とは「オマエデキナインダカラアキラメロヨ」という意味にも取れると思った。
確かに閉塞的な言葉だ。