マイノリティ・センス

自閉スペクトラム症の個人的な表現・分析(聴覚過敏多め)

スイレン

職場の雑談もういいよ症候群

雑談が苦手です。

 
それだけならまだしも、「雑談アレルギー」みたいになってしまっていて、ネット上で雑談するのも抵抗があります。
そんな自分がめんどくさい人間だなぁと辟易します。
 
理由は2つ。
①共感できない
②職場の雑談もういいよ症候群
 
②について。
私は、柄にもなくコミュニケーションにかかわる仕事(=ジョブ・ミスマッチング)をしています。
まわりのチームメンバーはこぞって、弁が立つ、口がうまい、しゃべり上手ときています。
アナウンサーみたいな人、NHKのおねえさんみたいな人もいます。
 
そんな彼女らとコミュニケーションをとる方法は、私が聞き役に徹することだけ。
当然のごとく、毎日、雑談の機会が訪れます。
しゃべるのがヘタなので、よいコミュニケーションをと心がけたら、どうしても、私が弾丸のような彼女らのスピーチを受け止め、彼女らのニーズにあった表現で返す、というプロセスばかりがくり返されるはめになります。
同僚のスピーチ5 : 私のスピーチ0.5(同僚スピーチの返し4.5)
みたいな割合で、「しゃべる割合」としては釣り合いがとれているのですが、その内容は、ほとんど同僚の興味関心に私が合わせているという形で、ストレスがたまります。
 
・・・私は、哲学が好きだったり、ゲーム音楽が好きだったり、 絵の具のマチエールが好きだったり、発達障害の話が好きだったりして、そういう話がしたかったりするのですが、そんなマイナーな話には、合わせてもらえないだろうなぁ・・・。
おかげで、 職場の雑談もういいよ症候群になってしまいました。